2017/08/28.Mon
生井巖 花の絵展

朝晩に気持ちの良い風が吹きほんの少し秋を感じつつもある東京…
でも日中はさすがにまだ厳しい残暑

スペース司では、今日から
生井巖さんの「花の繪」展が始まりました!

「観察すること」にとことんこだわった、山野や里の草花などの素描
という事ですが、まさにそう…
四季を通して自然の実りをじっくり観察し、愛で、
その生き生きとした生命力を感じます

こちらの絵は『繪詞(えことば)』として10枚つづりになっています
その詳細で少し可愛らしくもある絵は、ずっと眺めていても飽きません

左端に見えるのは「椿」のシリーズ
実はこちらは、本の挿絵の原画です
徳利や花活などの陶器を描くシリーズなどもあり、題材は様々
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右の掛軸は白牡丹

赤絵の徳利に、雲海のようにふんわりと被さる牡丹
なんとも面白い画です


こちらは、なんと小さな「経筒」
左の蓋付き素焼きの陶器に収められた、極小文字で書かれた般若心経
バックに忍ばせれば携帯お経ですね…

展示は ~9/10(日)まで です
どうぞ間近で、生井さんの生み出す花の、美の世界に触れてみて下さい
自分でも何かを作り出したくなるような
感性を刺激される事間違いなしです!

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